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『天使のはらわた 赤い眩暈』『レイプ25時 暴姦!』


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祝!シネマヴェーラ渋谷3周年!!!

去年12月20日から年を跨いでのロマンポルノ再入門2もいよいよ残すところ2日。どうしてもスクリーンで再見したかった映画がかかるので仕事の都合つけて行ってきました。

その映画とは、天使のはらわたシリーズ第5作目、原作者石井隆の監督デビュー作でもある『天使のはらわた 赤い眩暈』(1988)。

傑作『天使のはらわた 赤い教室』や『ヌードの夜』に比べると、やるせなさ感が足りないし、名美と村木のすれ違いも、もう一工夫できなかったのかとの思いも残るけど、これはこれでやっぱ面白い映画。ラストのテネシーワルツは何度見ても切ないっす。桂木麻也子の眉毛と竹中直人のダブダブのスーツがたまらなく80年代。


併映は、今でもTVドラマ『相棒』のメイン監督の一人として活躍中長谷部安春のバイオレンスポルノ『レイプ25時 暴姦!』(1977)。

共同脚本の一人が長谷部と組んで非道な映画を日活に残した桂千穂(もう一人は白坂依志夫)。ゲームを楽しむかのように手当たり次第にレイプを繰り返す男、その男を追い回す謎の三人組(のゲイ)、巻き込まれるままに性と暴力の世界にはまり込んでいく無口な勤労青年。まるで三流劇画のような展開、クライマックスの暴力描写、スピーディーな演出。あきらかに一線を越えてしまった70年代のプログラムピクチャーならではの映画でありますな。

レイプ魔の男の服装が真っ赤なジャンパーにBISONのカラージーンズってのも時代を現してるなー。

長谷部安春+桂千穂の作品では、アメリカンニューシネマを強引に翻訳したような『(秘)ハネムーン 暴行列車』もオススメです。DVD化されてないので機会があれば是非お見逃しなく。
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by runcomeplus | 2009-01-15 23:16 | 映画部
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