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「時をかける少女」

2010-29

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ってことで、どうせならと仲里依紗主演の2010年版も見てきた。

うーーーーーんんん、、、悪くはないんだけど、色々惜しい映画だったなー。

って、言い方偉そうで自分で嫌なんだけど。

映画としても3本目、ドラマ含めると4本目なので、焼き直しにならないオリジナルな「時をかける少女」を作ろうと趣向をこらしているのは分かるし、「時をかける少女」として見なければいい映画だったかと思う。

けど、主人公は偶発的にタイムリープという力をつけて、本の少しの過去をやり直す。という原則は守んなきゃ単なるタイムトラベル映画じゃん。

それに、あの展開で男女の仲にならないってのは、逆に不自然。その一線を越えてしまってからの、あの結末ならなお切なさが増したと思うんだけど。

かつて8mmで自主映画を作ってた元映画少年的には、くすぐったい場面もあったし、仲里依紗の魅力にはまってしまったりもしたんだけどね。

それだけに、うーーーーーんんん、(振り出しに戻る)
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by runcomeplus | 2010-04-26 23:59 | 映画部

「時をかける少女」「サマーウォーズ」

2010-27,28

TwitterのTL上で話題になって気になる木だった細田守版「時をかける少女」が「サマーウォーズ」と二本立てで上映とのことで、これをチャンスと息子を誘い早稲田松竹へ。

僕は「ときかけ」というと原田知世版ではなく「タイムトラベラー」世代。あのドラマはホント衝撃だった。

で、時をかけてアニメで蘇った細田バージョン、思ってた以上によかった。キュンときたw。

過ぎ去った夏を描く甘酸な映画の傑作がまたひとつ増えた。って公開は4年前なんですが。。

ストーリーもよかったけど、声優を務めた仲里依紗の魅力が大きいんだろうな。

に対して、「サマーウォーズ」は、うーん、あの話じゃ流石にオジサンには入り込めなかったかな。
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by runcomeplus | 2010-04-25 23:59 | 映画部

政治と暴力二部作「三島由紀夫」「赤報隊」

2010-25,26

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渡辺文樹は、映画監督というより興行師という呼び名のほうがしっくりくる稀有な存在だ。

そして彼の映画は見るというより体験するといったほうがふさわしい特殊な映画なのだ。

彼の映画がミニシアター含め、既存の映画館で上映されることはまずない。

地元福島で素人に毛が生えたような役者とスタッフを集め、脚本・監督・編集それに主演も自分自身という低予算の映画を作り、次は自ら映写技師として全国各地の公民館のような公共施設で上映会を開催。

上映会の告知は、手書きの扇動的な言葉を貼り付けたポスターのみ。

一発でそれと分かるポスターがゲリラ的に貼りまくられていたら、それがフミキが町に来た合図。

このポスターに出会うことから、フミキ体験が始まるのだ。

ってことで、新作「三島由紀夫」と「赤報隊」のポスターを街角で見つけたのが今年の2月大和市での上映予告のポスター。そしてゆっくりと都心に近づき中野での上映会があったので、この機会を逃さずと見てきた。

そういえば一昨年、フミキの逮捕という形で上映中止を繰り返し話題となった「ノモンハン」「天皇伝説」を体験した夜も雨だった。

会場に着くと、入り口受付には、美人だけど幸薄そうなフミキの奥さん、物販コーナーには娘さん、そして映写機の横にフミキ自身と、いつものようにまるで旅芸人のようなフミキ一家が出迎えてくれる。

今回の二部作、実は元々は1本の映画として製作を始めたものの、3時間半という大作になり(そういつもいつも)借金を踏み倒してばかりもいかないんで、前編後編を別の映画とし、2本分のお金を貰うことにさせていただいた。とフミキ本人からの断りがあり、作品解説の前口上から本編開始。

何と、今度の映画はモノクロスタンダード。

前編は、主人公の過去を回顧していく形で、松川事件に始まり、新左翼に裏で資金援助し自衛隊による治安維持出動の機会を作ろうとする右翼や保守派の暗躍、三島由紀夫と自衛隊のクーデター共謀、そして治安出動未遂から自決まで。

間に休憩時間を挟み後編は、自衛隊のレーダー基地候補地を巡る、銀行、メーカー、政治家、右翼、、、の陰謀策略を軸に、自衛隊・保守勢力内での反米愛国派と親米派の対立、リクルート事件、竹下金屏風事件、平和相銀・住友相銀合併、皇民党竹下誉め殺し・・そして赤報隊による朝日新聞阪神支局銃撃事件が全て裏でつながった政治と暴力の暗黒を暴いてみせる超大作。出てくる団体、人物全て実名。

と言っても素人役者のかみまくりのセリフがそのままだったり、ピントは度々ぼけていたり、アラをあげたらキリが無いし、わざかのような機材トラブルでの上映中断と集中して見続けられる映画じゃないんだけど、それも含めて渡辺文樹の映画と納得させられる力技。そんで出てくる役者の顔が全てザ昭和ないい顔揃い。

すでに他のブログでも言われているけど、反米愛国自主独立こそが日本を守る道と信じていた主人公が憲法9条こそ祖国防衛として正しいと目覚めるメッセージも含め、まさに渡辺文樹の集大成のような映画だった。

またフミキがあなたの街に来たときには是非に!

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よく見るとチケットも、ちゃんと「三島由紀夫」仕様!
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by runcomeplus | 2010-04-23 23:59 | 映画部

第9地区

2010-24

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いんやー、面白かった。面白かったけど、疲れた。

SF映画のふりした社会派映画じゃなく、社会派映画のふりしたSF映画。ウルトラシリーズや怪奇大作戦の中でも子供心にトラウマ残すような不条理な話ってあったじゃないですか。あれの最新形のような。

何を書いてもネタバレになるし、何も知らずに見たほうが絶対楽しめる映画なので、見れるうちに是非。

ただしデートには相当に不向きかと。
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by runcomeplus | 2010-04-20 23:59 | 映画部

さらにSRサイタマノラッパー

「SRサイタマノラッパー」バルト9最終上映日、映画を見る時間はないが、祭りの最後の雰囲気だけでも味わうために、21時の回終映前のバルト9へ。

SHO-GUNGのお出迎えシーンをスタッフに交じって見学させてもらった。

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黄色い声に続いてTECさんのソロラップ。よくよく見たら、、なんてこともありつつポジティブな幸せをおすそ分けしてもらった気分。

文字通りグンググンと伸びてきた、生き物のような映画。しかもその物語はまだまだ終わらず、6月にはバウスシアターで爆音上映が、そして7月にはシネマロサで凱旋上映が待っている。

終わらなかった男達のお祭りに僕ももう少し参加していたいところ。
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by runcomeplus | 2010-04-16 23:59 | 映画部

無視するな! -SRサイタマノラッパー-

2010-23

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去年の春、池袋のシネマロサ単館レイトショーとして産声をあげた「SRサイタマノラッパー」、噂が噂を呼び初夏にはユーロスペースでリバイバル、その後Twitterでの口コミ人気も広がり、今年の2月に下高井戸シネマで3度目のリバイバル、しかも連日の満員札止めという結果を残し、上映から1年経ったこの4月になんと都心のシネコンバルト9での4度目のリバイバル!

ってことで、入江監督が映画祭のためドイツに渡る前日にSHO-GUNGのパフォーマンス含めて見てきた。

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アルタ前の「無視するな!」からバルト9でのお出迎えと、1年前起承転起で、新たなスタートを示した映画のその後1年間のサクセスストーリーを含めて作品が育っていることを実感。

まさか出演者のみんな、監督、スタッフ誰もロサでの上映のとき、1年後新宿でSHO-GUNGとしてパフォーマンスすることなんて考えてもいなかっただろう。「この半径1メートル」が人から人へ伝わり拡がり物語が続いていく。

そんな感慨や出演者のお仕着せじゃないパフォーマンス含め、他では見れない嬉しいリアル3D上映だった。

映画のテーマ考えたら3月末で女優引退しちゃった長澤つぐみさんの出演シーンにはさすがに切なさ感じるセンチな春の夜でもありました。心の中で頑張れよと。

弛んだ心のネジを巻き戻してくれる映画。まさかこんなに大事な映画になるとは僕自身思って無かったよ。出会えたことに感謝。

しかし今回のSRサイタマノラッパーほど映画劇中小道具のヘッドフォン凝視した映画はないかもw。盟友 @pasta_manデザイン。ちゃんこみの「無視するな!」が込められたデザインなんだよね?

SRサイタマノラッパー初見時のエントリーはここ
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by runcomeplus | 2010-04-13 23:59 | 映画部

パンツの穴 キラキラ星みつけた!

2010-22

今回のピンクでポレポレ(R18 LOVE CINEMA SHOWCASE)は、2009年ピンク映画傑作選と、12年というブランクの後新作を撮った鎮西尚一監督の特集。

ただし鎮西尚一監督作、フィルムどころかネガも残ってないものが多く、なんとか今回上映出来たのが3本だけだったそう。

その中の1本、90年の青春アイドル映画『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』を鑑賞。

流石に当時は30に手が届く年だったんでリアルタイムでは見てないし、50に届く年になった今見ても色んな意味でこっ恥ずかしいんだけど、それを楽しめるだけの作品にはなってた。

舞台は諏訪湖、テニス部の合宿でやってきた都会の女の子と湖畔の旅館の跡取り息子のボーイ・ミーツ・ガールな物語。

なんだけどピンク畑出身の鎮西尚一がストレートなアイドル映画撮るわけなく、唐突に加藤賢崇が歌って踊るミュージカルになったり、信玄の隠し財宝を探す天本英世が猟銃乱射しまくったり、冴島奈央のストリップシーンがあったりと賑やかに詰め込まれたB級バラエティ。

役者の衣装やなにやの80年代臭が、こっ恥ずかしいんだけど、恥ずかしさ含めて今見ても楽しめたかなと。

主演の西野妙子の可愛さもあり、見てるうちに気持ちだけは高校時代にフラッシュバックしてたし。

デビュー直後の浅野忠信も出てます。踊ってますw

こんな企画じゃないと35mm上映なんてされない映画なんで、補助席も出る盛況ぶりでした。
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by runcomeplus | 2010-04-06 23:59 | 映画部

R18 LOVE CINEMA SHOWCASE vol.7 -2

2010-20,21

そして今日もポレポレへ。

R18 LOVE CHINEMA SHOW CASE Vol.3で特集された竹洞組作品『たぶん(いとこ白書 うずく淫乱熱)』と2009年ピンク映画大賞受賞作『うたかたの日々(壷姫ソープ ぬる肌で裏責め)』の二本立て。

舞台挨拶には『たぶん』の主役のかすみ果穂も登壇したんだけど、お酒が入っていて妙にハイテンションだし、竹洞監督は今回も何のため舞台に立ってんだか分かんないくらい喋らないしw、脚本小松氏のフィービー・ケイツ発言もすべるしで、客席から苦笑連発の相変わらずのグタグタぶりでおもろい。

大人未満のいとこ同士の恋愛話をコミカルにつむぐ『たぶん』。竹洞組といえばロケ地の選び方も秀逸で、今回の富士山のシーンも美しかった。

『うたかたの日々』はピンク映画でしか描けないタイトルどおり夏休みのような、うたかたな恋愛の寄り道を描くビタースィートな青春映画。もうひとつのスタンド・バイ・ミー。加藤×城定コンビ作としては、もっと期待値高かったんだけど、それでも充分以上の満足感を得られたのは主演持田茜の魅力によるところが大きかったなー。いそうだけど絶対居ない男の理想のガールズ・ネクスト・ドア。一発でファンになったよ。

そしてこの映画でも海岸シーンにグっとくるものが。「ねえ海って好き?」で始まる会話もよかった。
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by runcomeplus | 2010-04-05 23:59 | 映画部

R18 LOVE CINEMA SHOWCASE vol.7 -1

2010-18,19

ピンク映画の秀作を紹介する好企画R18 LOVE CHINEMA SHOW CASEも回を重ねてVol.7!今回は蘇った鎮西尚一監督の作品と2009年の作品からの選抜プログラム。

気になりつつ、なかなか見るタイミングがあわなかった、いまおかしんじ監督『イサク(獣の交わり 天使とやる)』が上映とのことで久々にポレポレのレイトショー出かけてきました。

併映は、同じくピンクシナリオ募集作の映画化『青空ハルカ・カナタ(本番オーディション やられっぱなし)』。かたや暴力で、かたや裏切りでとの違いはあるが、傷つけるのも許すのもどちらも人間という二本立て。

『イサク』は信仰を捨てて風俗嬢になったヒロインと主人公の心の葛藤がもう少し足りない気もしたが、それでもあの塗れ場は素晴らしかった。安直な奇跡なんて起こらないラストも。

『青空ハルカ・カナタ』は、大して期待なく見たけど、良かった!オンブのシーンとかグッときた。残念なのは主役二人の漫才がホントに学芸会レベルで、、あれをもうちょっとなんとかしてくれればもっといい映画になったのに。

しかし深夜のポレポレで独り見るピンク映画はいつも新鮮だ。
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by runcomeplus | 2010-04-01 23:59 | 映画部