2010-20,21
そして今日もポレポレへ。
R18 LOVE CHINEMA SHOW CASE Vol.3で特集された竹洞組作品『たぶん(いとこ白書 うずく淫乱熱)』と2009年ピンク映画大賞受賞作『うたかたの日々(壷姫ソープ ぬる肌で裏責め)』の二本立て。
舞台挨拶には『たぶん』の主役のかすみ果穂も登壇したんだけど、お酒が入っていて妙にハイテンションだし、竹洞監督は今回も何のため舞台に立ってんだか分かんないくらい喋らないしw、脚本小松氏のフィービー・ケイツ発言もすべるしで、客席から苦笑連発の相変わらずのグタグタぶりでおもろい。
大人未満のいとこ同士の恋愛話をコミカルにつむぐ『たぶん』。竹洞組といえばロケ地の選び方も秀逸で、今回の富士山のシーンも美しかった。
『うたかたの日々』はピンク映画でしか描けないタイトルどおり夏休みのような、うたかたな恋愛の寄り道を描くビタースィートな青春映画。もうひとつのスタンド・バイ・ミー。加藤×城定コンビ作としては、もっと期待値高かったんだけど、それでも充分以上の満足感を得られたのは主演
持田茜の魅力によるところが大きかったなー。いそうだけど絶対居ない男の理想のガールズ・ネクスト・ドア。一発でファンになったよ。
そしてこの映画でも海岸シーンにグっとくるものが。「ねえ海って好き?」で始まる会話もよかった。