人気ブログランキング | 話題のタグを見る

RunCome+

暴力(ヴァイオレンス)の90年代

2013-2,3
シネマヴェーラ、今日1/19から2/8までは「暴力(ヴァイオレンス)の90年代」と題し、90年代邦画の暴力描写を回顧する特集。

初日は、今回5本の監督作が取り上げられている三池崇史の「極道戦国志 不動」と、4本の作品が上映される石井隆の「GONIN」の2本立て。

「極道戦国志 不動」(1996)は、今回初見。小学生ヒットマンや生首サッカーなどやりすぎや不謹慎のオンパレード。インチキ臭い九州弁が笑える。90年代後半って三池すげーよねって話題になってた頃だったね。DVDには主演の谷原章介と三池監督のコメンタリー収録だそうなので、それも観てみたい。

「GONIN」(1995)は久々に再見。天使のはらわたシリーズの大ファンなので、公開時は石井隆がこんな映画撮らなくても、、、とイマイチ乗り切れなかったのだが、こうして間をあけて観ると純粋に楽しめた。まだ新宿が新宿らしかった頃の映画。個性派俳優揃いの中でも椎名桔平とビートたけしの演技がいいんだよなー。安っぽいパーカーにビニール傘でパトカーに向け銃を撃ち続けるたけし。ラストの高速バス二人並びのシーンも。子役だった栗山千明もチラっと出てきます。

今回の特集、全作観たいくらい楽しみなのですが、中でも「シャブ極道」と、きうちかずひろの「鉄と鉛」は絶対観に行く!
by runcomeplus | 2013-01-19 17:51 | 映画部2013
<< 金曜官邸前抗議 谷村美月17歳、京都着。~恋が... >>